歯を守る食後の歯のメンテナンス

食後のメンテナンスで歯を守る
食後は、口腔全体に食べカスが付着します。
この食べカスが口腔内の細菌のエサとなり、歯垢を形成し、歯垢が硬化して歯石として定着、歯石による、虫歯や歯周病に至るのが、虫歯や歯周病の発生パターンの一つです。
逆に言えば、食後はまだ、食べカス段階なので歯垢や歯石に至っていません。
そのため、メンテナンス効果が発揮されやすく、食後こそ、歯のメンテナンスを行うのに最適なタイミングであると言えるでしょう。
食後は、歯が汚れるタイミングであるだけでなく、歯のメンテナンスに、最も適したタイミングであることから、食後の歯のメンテナンスこそ、歯を健康に保つために重要となりますので、可能な限り、歯磨きをはじめとした、歯のメンテナンスを行いましょう。
外出先での食後の歯のメンテナンス
既に述べた通り、食後の歯のメンテナンスは歯を健康に保つ上で非常に重要となりますが、社会人や学生の多くは、勤務時間や時間割といった時間に縛られており、必ずしも食後に歯のメンテナンスの基本である歯磨きができるとは限りません。
もちろん、食後に十分な時間と場所を確保できるなら、歯磨きによる歯のメンテナンスが効果的であることに変わりはありませんが、誰もが、いつでも外出先で歯磨きのための時間を確保できるとは限らないはずです。
よって、外出先では歯磨き程時間をかけずにできる、食後の歯のメンテナンスが、必要となってきます。
その際にはうがいだけで済む洗口液か、糖類を含有しない、キシリトールガムの使用をお勧めします。